2014年 03月 21日
桜井祐一(さくらいゆういち) ◆作者のことば 彫刻にとって大切なことは存在感である。どの角度から見ても空間に組み立てられ構築されたポーズを作る必要からギリシャ神話にあるレダから取材した。ゼウス神が姿をかえた白鳥を作らないのは空間を生かすためだが見る人には白鳥が見えると思う。 生命が永遠に生き続けるには性欲は欠くことのできないものでありそれを高度に昇華し美に至るようにすることも私共の仕事であろう。(「レダ」の制作にあたって) ◆解説(田中幸人) 桜井祐一(1914~1981)は、佐藤忠良と並ぶ戦後具象彫刻の騎手の一人。「あるポーズ」はその意味でエポックメーキングな作品である。厳格そうな具象に見えながら中腰に構える下半身はアクロバティックな重心を保たねばならない。しかし視覚的にはそれぞれが心地よく均整が取れているのは不思議である。
by ubeon
| 2014-03-21 22:13
| 宇部の彫刻
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